リードとラグ
スケジュールマネジメントにリードとラグというコトバがある。簡単に言えば、- リードとは、後続作業の前倒し時間
- ラグとは、後続作業の待ち時間
のことだが、面白いことに似た言葉と混用されている。
調達の世界にリードタイムというコトバがあって、こっちの方が一般的だが、要するに
- リードタイムとは、発注してから納品までの時間
なので、スケジュールマネジメントのリードと混乱する。なんとなく、ラグのことのように逆に感じてしまう。
また、ラグタイムというコトバもあって、
- ラグタイムとは、19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカで流行した音楽
のことで、綴りはRagtimeだから、まったくの別物。
スケジュールのラグは、lagで、単語の意味は遅延のこと。
また、以下のようなコトバもある。
リードの期間をリードタイム(lead time)
ラグの期間をラグタイム(lag time)
これを一番積極的に使っているのが、プロジェクトマネジメントツールであるMicrosoft Projectを作っているMicrosoftなので、非常に混乱する。
日本人が勝手にラグタイムという音感から間違えているのかと思ったら、米国サイトでもlead time/lag timeとなっていた。
総括すると、リードタイム・ラグタイムともに別の意味が存在するから気をつけろ!
更にRug Timeというブランドもあるぞ!rugは、絨毯のこと。
また、rugtimeと、明らかに綴り間違っているのが多い。staff(部員)とstuff(材料)見たいに(ググってみよう!)
おまけ:映画のライトスタッフは、THE RIGHT STUFF(正しい素質)だよ。

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